みなさんこんにちは!ダルマです。

習慣ロストの正体
以前の記事でもお話ししたように、健康習慣が身につくまでは、だいたい2ヶ月間が目安となります。
その期間を乗り越えると、歯磨きをするのと同じように、やらないと逆に気持ち悪い…という「自動化状態」に入ります。
「よし、これは一生続けることが出来そうだ!」
そう思った矢先、ふとしたきっかけでプツンと糸が切れたように習慣が消えてしまった経験はありませんか?
実は、習慣をロストしてしまう(=失う)原因で多いのは「心理的な変化」と「環境の罠」です。
私たちはなぜ苦労して手に入れた大事な習慣を手放してしまうのか。
今日はこのことを一緒に考えていきましょう。
なぜ「やらないと不快」になるのか?
そもそも、習慣が定着した場合に「やらないのが気持ち悪い」と感じる正体は、心理学でいう
「認知的不協和」
という現象が原因です。
自分の認識: 私は毎日歯磨きをする人間だ。
現実の行動: 今日はまだ歯を磨いていない。
この「認識(脳内イメージ)」と「行動(現実)」にズレが生じると、脳は猛烈なストレスを感じます。
この不快感を解消するために、脳は「歯を磨く」という行動を「自動化」して選ばせようとする。
そちらの方が脳に負担がかかりませんからね。
これが習慣の正体です。
しかし、人間は良い意味でも悪い意味でも、恐ろしいほど適応能力が高い生き物です。
一度「やらない自分」を許してしまうと、今度は「やらない自分」に合わせて認識を書き換えてしまうことが分かっています。
習慣が失われるパターンは、大きく分けて2つ。 それぞれの落とし穴を詳しく見ていきましょう。
自身の心境の変化 「達成感」
習慣化したおかげでダイエットが成功した!
健康診断の結果が改善した!
昔の服がまた着れるようになった!
苦労して積み上げた結果の「達成感」というのは非常に気持ちの良いものですよね。
しかし気を付けなければならないのが「抑圧からの解放」。
目標を達成した瞬間、私たちは無意識に「頑張った自分へのご褒美」を求めます。
これまで抑え込んできた食欲や怠惰な欲求が、とめどなくあふれ出てくる。
「今日だけは頑張ったご褒美に!」
「明日から元に戻せば大丈夫!」
そう言って食べるスイーツの味は格別ですよね!私も幾度となく経験しています。
しかし、ここで襲いかかるのは「リバウンド」。
世間一般ではリバウンドというのは、ダイエット後に再び体重が増加する物理的なことを指しますが、本当に怖いのは「心理的なハードルの上昇」です。
一度「抑圧からの解放」をされて「頑張った自分へのご褒美」の快楽を知った脳にとって、翌日からの元の質素なダイエット習慣は、以前よりも何倍も苦しく、退屈で、億劫なものに感じられます。
「明日から」が「来週から」になり、「来月から」になり……。
気づけば、あんなに当たり前だったルーティンが、今の自分には「高すぎる壁」に見えてしまう。
これが自身の心境の変化による習慣ロストのメカニズムです。
周りの環境の変化「不可抗力の壁」
どんなに強い意志を持っていても、私たちの行動は「環境」に支配されています。
自身ではコントロールできない部分の変化により習慣を失ってしまった、という人も多いのではないでしょうか。
住環境の変化: 引っ越し、転勤、部屋の模様替え。
人間関係の変化: 結婚、出産、部署異動、付き合う友人の変化。
時間の変化: 残業の増加、生活リズムの変化。
会社帰りにジムに通っていた人が、テレワークになったらどうでしょうか?
カフェで読書をしていた人が、カフェのない田舎へ転勤になったら?
朝のウォーキングの時間にお弁当作りをしなくてはいけなくなってしまったら?
予測できない外部の環境の変化により習慣化がリセットしてしまうのはよくある事です。
習慣というは「特定の場所や時間」をトリガー(きっかけ)として記憶されていることが多いです。
そのトリガーが強制的に解除されると、脳は「何をきっかけに動けばいいか」を見失ってしまうのです。
ロストを防ごう!
では、どうすればこの2つの原因による「ロスト」を防げるのでしょうか?
私流の対策を3つ、提案したいと思います。
1.「目標」ではなく「プロセス」を好きになる
「3kg痩せる」という目標をゴールにすると、達成した瞬間に糸が切れます。
そうではなく、「ダイエットを頑張っている自分」という「プロセス」そのものを好きになってみるように意識するのがいいと思います。
「3kg痩せた」という結果はあくまで「副産物」。
「ストイックな自分、カッコいい!」
そう思えるようになることで、日々のダイエット習慣が楽しくなってくるはずです。
2.「0」にしない、せめて「1」にする
完璧主義は習慣化の大きな敵です。
ジムに行けないから、ウォーキングに行く時間がなくなったからといって、「0」にするのが一番のタブーだと私は思います。
「5分だけ」「1回だけ」でもいいから続ける。
継続できているという事実さえ維持できれば、習慣という「炎」はあなたの中で燃え続けてくれるでしょう。
3.「例外ルール」を決めておく
「もし予定が入ったら?」「病気や怪我をしてしまったら?」という事態をあらかじめ想定しておくことをオススメします。
「A(不測の事態)があった場合、必ずB(代わりの行動)を行う」ということを決めておくのです。
急な飲み会が入った
- その場はしっかりと楽しみ、翌日は水分を多めに取り、食事を軽くする。
- 飲み会が終わったら必ず2駅分は歩いて帰る。
病気や怪我で一週間動けなくなってしまった
- 「今は休むことが仕事」と割り切り、栄養のある食事と早寝早起きをして、体の回復を最優先する。
- 病み上がりに行うリハビリ用の「軽めの運動メニュー」を事前に考えておく。
このように、イレギュラーへの対応を「決めておく」だけで、「0」にせず、せめて「1」にするという鉄則を、どんな状況でも守り抜くことができるようになります。
最後に、習慣を一度ロストしてしまったからといって、自分を責める必要はありません。
今日この瞬間から、また「1」を積み上げればいい。
「失敗した自分」さえも「想定内」として受け入れたとき、あなたの習慣は本当の意味で一生モノになります。
以上ダルマでした!
皆様にはこの言葉をお送りします!
目標というのはゴールではない。
ただの道標である。
〜ダルマ・ノゴール〜
人生を大きく変えるには小さな習慣!
良き習慣ライフを目指しましょう!


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